マツダ ロードスター RHT

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 自動車後進国であった日本が今や世界でもトップレベルの自動車製造技術を身に付けたのはより多くの人の求めるモノを丁寧に聞き取り一つ一つ問題点をクリアしてきた結果なのでしょう。室内はより広く、スムーズで快適な走行性能、リーズナブルな価格、見た目の美しさ、環境に負荷をかけ過ぎない環境性能などクリアして来た項目は星の数ほどあると思います。最も一部の富裕層向けに十分なコストをつぎ込む事が出来るのであればそれぞれの技術に特化した特別な車を作ることは可能でしょうし実際そういった種類の車も存在しますが、世界中のより多くの人に自動車の良さを体感してもらった事に関しては日本の自動車メーカーの残した功績は大きいと思います。しかし、一方ではそんな車作りはどうしても八方美人的な車になってしまい個性が無くどれも同じに見えるデザインや大して代わり映えのしない性能の車が乱立する事となったという批判も最もな意見でしょう。
 そんな無個性的な日本車の中で最も世界の自動車市場に影響を与えた車がマツダのロードスターではないでしょうか、80年代後半にデビューしたこの車のお陰でBMWやメルセデス、アウデといった欧州勢に多くのライバルを出現させるきっかけを作ったのです。
 現在3代目となるロードスターは2005年の発売で実はそろそろモデルチェンジが囁かれていますが、今回は敢えてそんなモデルを選んでみました。冒頭にも触れたように日本車は自動車を運転する上で感じる多くの不満要素を消してゆく手法で技術開発を進めてきましたがロードスターのような車にはなかなか企業として本腰を入れた開発が難しいのが本当の所です。なぜかと言えば「それ程多く売れる訳が無い」からで〔数が売れない→開発・生産コストの消化が難しい→商品価格が高くなる→更に売れない→企業経営の足を引っ張る〕という素人でも分るマイナスの図式が高い確率で実現されるからです。
 実際、ロードスターに乗ってみると分るのですが見た目の爽やかさとは裏腹に自分で維持するには中々ハードルの高い乗り物です。荷物は載らないしチョッとコンビニの駐車場に停めても車の様子から目が放せない(オープンにしてたら車内の荷物は盗られ放題!)、駐車場のチケット発券機もバンザイして取らないといけないし何と言っても走っている間中ず~っとウルサイ。

 でもこの車に一度ハマッてしまうと中々抜け出せなくなるのも事実、量産車の中でも数少ない前後の重量バランスが50:50の車で車の真横から見るとコンパクトな車に見えて実は運転席からフロントノーズ先端までの距離は結構長い、カーブを曲がるためにハンドルを切ると自分の腰の辺りを中心にス~ッとノーズが回頭してゆく感覚はやはりセダンでは味わえない。走り始めもそう、最高出力で120PS程のエンジンは2000㏄のエンジンとしてはさして強力という訳ではないけど車両総重量は1160㎏しかない、1160㎏といえば丁度フィットやノート辺りと同じ重量で発進させるとフワッと加速してゆく感覚が気持ち良い。街中で時速65㎞程度で流していても地面がやたら体に近くてスピード感があるので適度な緊張感を持って走れるのもこの車ならではの雰囲気、同じ速度をアッパーミドルクラスのセダンで走れば音も無く滑って行くのにこの車だと間違いなく「走っている」。

 各部のセッティングは驚くほどアナログチックな印象でアクセルを踏めば「行きますよぉ~的に ブロロロロ~ン」とややのんびりに加速する、曲がる時も「よっしゃよっしゃ~」と踏ん張ってくれる感覚が楽しい。最近流行りになりつつあるドライブ・バイ・ワイヤー方式のカチカチっとした硬くて軽い吹け上がりやミズスマシの様にパンパ~ンとクイックに反応するステアリングでもない。あくまで人間が操作した感覚通りに穏やかな反応が返ってくる、この感覚がマツダの言う「人車一体」という事なのでしょう、限界性能を追求していない分普通の速度域で正しい運転姿勢を保ちつつ正しい運転操作をすれば軽快な反応が返ってくるライトウエイトスポーツの醍醐味を家を出てから帰るまで楽しめる車です。

 車の性能の評価と言うものは中々難しいものでカタログスペックのように数値的に表せば最も合理的のようにも思えるけれど長年の経験でスペック数値と実際に体に感じる感覚の間には大変大きなギャップがあるように思います。最近特にスポーツカーに求めるものは感覚的・情緒的なものが大きいと思うのは最近の自動車は本当に性能が良く単にスピードが速いだけならスポーツカーの様な形にする必要など全く無いでしょう、ファミリーセダンだって本気で走れば免許証を失うには十分のスピードは出るし峠道でも十分速く走らせる事が出来るのは既に周知の事、敢えてスポーツカーを求めるにはそれなりの雰囲気を楽しむ余裕が持てる人でないと実は難しいのです。

 室内は狭いし載せられる荷物も限られるので出かける時はいつでもその日必要な最小限度の荷物にとどめ防犯上の観点からも車内はいつも整然とすっきりさせておく事が必要ですし、屋根を開いて走行したらこまめに掃除しておかないと1日走ったらダッシュボードの上などは結構ザラザラしていますから愛車を労わる心も必要です、ロードスターに乗るには心も体も健全でスポーツマン精神に溢れる爽やかな心が求められそうですがそれでも人の感覚に近い部分で楽しめる手頃な車は他に例が無いのも事実。
 販売台数はず~っと低迷しているので企業経営からすると気を遣うばかりで少しも利益にならないのが実情でしょうが車好きの為にもずっと造り続けて欲しい一台ですね。

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2013年4月25日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:マツダ

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