マツダ アテンザ セダンXD 短評

マツダ アテンザ セダンXD 短評

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 CX-5の発売以来マツダの話題としてはクリーンディーゼルエンジンの話題で持ちきりになっている様子、確かにCX-5発売以前にもエクストレイルやパジェロなど国産のクリーンディーゼルエンジンは存在したのですがその騒音・振動・排気のネガティブな面の改善具合を考えるとマツダ製のディーゼルエンジンが一歩リードしている様です。

 今回短い間でしたが新型アテンザに乗る機会があったのでその印象を報告します、CX-5と比較して何処がどんな風に異なっているのかも併せてお伝えしたいと思います。

 まず新型アテンザを目の前にして感じるのは「随分立派なボディーになった」と言う印象です。先のCX-5は近年長期化している円高環境も配慮して人気のある欧州やロシアへの輸出をしても利益の出る車になる事がマツダの財務体質改善のためにも至上命題であった車でした。特にフルスカイアクティブの導入第一弾と言う事もあり失敗出来ないお家事情もあったのです、従ってボディデザインは従来の路線よりワンランクアップしつつも細部の素材や表面仕上げの質感に関しては及第点とする所も散見されたのですがアテンザに関してはその細部の仕上げ部分に関してより妥協を排した造りになっていることが判ります。先の発表会見でも「価格競争に巻き込まれない車造り」を目指すとの事で隠れた技術だけでなく表面的にも力の入れようが感じられます。

 初代アテンザの時からボディプレス(特にボディサイド)の仕上げの良さは良い評価を得ていましたが、今回全幅が拡大され更にワイドボディとなったお陰でより抑揚のあるボディデザインが可能となっています。屋外ではマイカ塗装の光沢と併せてその微妙なプレスラインがより強調されなかなか見栄えの良いデザインに仕上っているようです。今回試乗したセダンは前モデルまで存在した5ドアのデザインを受け継ぎリアガラスはクーペの様に傾斜が強く、これは最近のアウディやBMW等にも見られる手法でセダンデザインの世界的な流れなのかも知れません。

 居住性重視のセダンはワゴンより80ミリホイールベースが長い設定と言う事でまずは運転席後部の座席に座ってみました。確かに身長180cmの筆者に運転席を調整しても後部座席のゆとりは十分で後部座席に体格の良い大人が乗車しても全く問題がありません、運転席横のセンターアームレストの後端には空調の噴出口も備わり、又、シートのクッションも十分な大きさと厚みがあり後部座席といえども居住性に関しては前モデルと比較して格段に改良されています。ただ、デザインの都合上サイドウインドウの下端ラインが後に行くに従って徐々に吊上がっている為後部座席横の窓はフロントに比べ高い位置にある様に感じ視界が狭く開放感という面では少し制限されてしまいます。

 運転席に座ると前後左右共に余裕のある空間が確保されやはり旧モデルのアテンザよりはひと回り大きい印象を与えられます、内装は黒に統一されトリム類もCX-5の物より表面の加工や素材の品質が上がり細部にあったコストダウンの影は殆ど感じません。文字盤や針が全てホワイトに統一されたメーターも視認性に優れ好感が持てます。プッシュボタンでエンジンを始動するとやはりディーゼルエンジンらしい音は感じられるものの騒音に感じる程では無く「エンジン音が車内で聞こえない車が良い」という類の方でなければ十分静かと思えるのではないでしょうか。前方~側方の視界も良好でワイドボディにはなったけれど実際に運転してしまえば車の大きさに起因する運転の難しさはありません、但し、テール行くに従い跳ね上るデザインで後方視界は決して良くはありませんから狭い駐車場での車庫入れなどは慣れるまで少し時間が掛かるかも知れません。

 ディーゼルエンジンである事をより強く感じさせられるのはCX-5同様実際に動き出した時で、2.2Lの4気筒エンジンとは思えない非常に力強いトルクを感じる事が出来ます。そのまま意識して加速するとターボの過給と併せて一般道ではほぼ必要無い程度の強い加速を味わう事になりつながりの良い6速ATは実にスムーズにその加速を助けてくれます。先代のアテンザも足回りに関しては悪い印象はありませんでしたが、新型になってよりマイルドな味付けとなり不整地やアスファルトの継ぎ目、マンホール等を乗り越えても不快な突上げ感を発生させる事はありません。

 概ね好印象な乗心地なのですが今回短い距離を運転した際にずっと気になっていたのがステアリングの軽さです、CX-5では電動ながら自然な重みがあり好印象だったハンドリングですがこのアテンザのステアリングは少し軽すぎるのでは?と言うのが率直な所、ステアリングホイールも車格を考えるともう1サイズ大きい方が好みなのですがこのステアリングホイールに合わせて強めのパワーアシストにしたのか?と思ってしまう程です。直進安定性はしっかりとあるので運転中不安に思う事は無くこの辺りは好みの問題かも知れませんが今ひとつ路面と言うかタイヤからの情報を伝えてくれるようなセッティングにも出来たのではないかと残念に思う所です。

 とは言え、排気量らしさの無い強大なトルク感とランニングコストの低さは十分魅力的で見た目には少し無骨なスポーツセダンのようですが実は軽い操作で比較的楽に運転出来る車であるという側面も持っています。ルックス・走行性能・経済性は十分高い位置でバランスされていますので「車は6気筒」という人でなければ一度試してみては如何でしょうか?

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2012年11月24日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:マツダ

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