アクセラ スカイアクティブ

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新世代のガソリンエンジンとトランスミッションを載せたマツダの新型アクセラ、低燃費と走行性能の大幅な見直しを図った今回のマイナーチェンジ。プレスや評論家の評価は概ね好評のようですが実際の乗り味は? またこれからのマツダへの期待も含め考えて見ましょう。

 外見のルックスとしてはライトやグリル周りのデザインが若干変更されたマツダ:アクセラですが、デミオに続いて新たに搭載された新型エンジンの「SKYACTIV-G 2.0」とロックアップ機構の大幅な見直しが図られた「SKYACTIV-DRIVE」、そしてプラットフォームの剛性アップという今回の「マイナーチェンジ?」これがこれまでの常識であれば何故マイナーチェンジ(MC)なのか?と言うのが第一の印象、通常マイナーチェンジは販売戦略上フルモデルチェンジ迄の期間を稼ぐ為にデザインの変更やほんの少し付加価値を上げるような小規模な変更とするのが普通です、それが車体の構造や動力源そのものを変更してしまうマイナーチェンジとはこれまで余り聞いたことがありません。しかし、単なる生産コストの見直しの為のMCではなくこの変更を敢えてモデル中間期のアクセラで行い商品価値の向上に努める姿は自動車ファンの一人としてはそのメーカーとしての姿勢にとても好意的に感じるのも事実です。
 現在のアクセラが市場に投入されたのはまだ米国フォード社との経営的つながりが高かった時代で、当時マツダはフォードグループの小型乗用車の開発の要となっていました。元々欧州で人気のあったアクセラ(マツダ3)の開発は同時にボルボ・フォードの小型車と共通化されることを念頭に作られがっちりとした作り込みであり生産される車両の7割を占める欧州ドライバーの好みに合わされた骨格を持っていた車だったのです。

 一方、ここで考えるのは車に何を求める人がアクセラに興味を持つのだろう?と言う事です。国内マーケット重視のトヨタやホンダとは物を作る上での考え方が全く違います、シートひとつ取っても毛足の長いふわっとした座り心地が好まれる日本市場ではこの硬いシートは座った瞬間に購入対象から外される可能性は高いでしょう。以前、日産から発売された初期型(P10)プリメーラも運転好きのユーザーや業界のジャーナリストからは「日本車もこんな車体が造れるのか」と歓迎されたのですが実際にはソフト路線の国内マーケットには受け入れられずモデルチェンジを繰り返す度にデザイン以外で何が特徴なのか分からない車になってしまいました。

 アクセラは運転するとハンドリングの確かさ、路面への追従性とそれをドライバーに伝える車体性能としては基本に忠実なムダの無い運転技術を磨ける大変良い車だと思います。ドライバーの操作に対する忠実な反応と自分で車を運転している事が実感出来る走行フィールは既に多くの方が様々なメディアで伝えている通り自動車メーカーとしての生真面目さを感じさせる奥の深い造り込みを感じます。但し、これは「運転を楽しむ事」が目的の場合です。硬いシートやしっかりと踏ん張る剛性の高いサスペンションは長距離ドライブでは乗員の車酔いや疲労を抑え、結果安全な移動が可能になります。1日に700キロ以上も走り続ける事も日常的な事に感じられる欧州ならではです、もう20年以上前ですが知り合いの蕎麦屋の社長が「東京から広島まで行くのにVWゴルフでは何てこと無いのにクラウンで行くと途中で嫌になった。」と話されていたのですが、自宅周辺数十キロ程度の移動では車体構成による疲労度合いも限定的で逆に「硬いからお尻が痛い」となってしまうのです。

 新型アクセラを「良い車か?」と聞かれると、この価格でこのエンジン・車体は間違いなく「良い車です」と答えるでしょう。ただし、それが「5年後買い換える時の下取り金額」や「内装の豪華さ」「買い物に行くときに奥さんが不満を言わないか?」という耐久消費財としての尺度で見た場合、どれだけの支持を得られるのか?は大きな不安を感じます。家電製品でも家具調度品でも「良い物」と「売れている物」は=(イコール)では無いことは良く知られた事。
 マツダは創業以来ロータリーエンジン・ミラーサイクルエンジン・プレッシャーウェーブスーパーチャージャーディーゼルエンジンとエンジニアの知恵により優れた機能を量産化し量産型スポーツカーの生産台数では世界一のメーカーだと聞きますが、悲しいかな何れも商業的には成功とは言えません。今回の「SKYACTIV」というエンジン、トランスミッション、シャシーに至る新技術もこれからの自動車業界や日本の工業に生かす為には商業的にも成功させなければなりませんがそのビジョンがどの程度具体的に織り込まれているのか?アクセラの出来がマイナーチェンジとはいえ高い完成度を見せているだけに余計に気になります。走る楽しみがある国産車は現在ではそれ程多くありません。
 
少しでも心に引っ掛かる所があれば先ずはディーラーで試乗してみましょう、この車は運転して初めて価値の分かる車の一台と言えます。

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2011年12月18日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:マツダ

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