ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONE

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 二輪メーカーのホンダが本格的な量販型の4輪車としてデビューさせたのが1967年に登場した「N360」そのデザインを何となくイメージさせた様な雰囲気で登場したのが「N-ONE」です。先の新聞発表によればここ10数年のフルラインナップ形式での販売を改め、再度ホンダに期待されている商品とは何かを具体的に車内で絞り込んだ上で今後は商品化してゆくそうだが、その戦略の上でも重要な地位を占めるのが今回のN-ONEです。

 先にデビューしたN-BOXと基本的には兄弟関係にありながらも車高を下げオーソドックスな4枚のヒンジドアを装備した事で今や国内新車販売のかなりの部分を占める軽自動車ユーザーの取り込みを図ろうとするものです。そんなN-ONEは現代の名車になれるのか実際に試乗してみたいと思います。

 かつてのN-360を実際に知っているドライバーは今やかなり少数派だとは思いますが、実際には当時結構スポーティーな雰囲気のあったN-360と違って今回のN-ONEの実物を見ると写真で見るよりは似ていない、むしろ例えが悪いかも知れないけど同じく70年代初頭にヒットしていたあの赤塚不二夫先生の「天才バカボン」に出てくる「お巡りさん」を思い出してしまった。ナンバープレートが付いていなければヴィッツやデミオクラスの車に見えない事もないのは全体のパッケージングとデザインが良く考えられているからだと思います。

 そのボディを細かく見てゆけば意外と腰高で今時の車にしては窓ガラスが小さいのでこの辺りが特徴的なヘッドライトのデザインと共に何かクラシカルな印象を醸し出しているのではないかと思います。N-ONEの車作りで最も感心するのはそのパッケージングです、軽自動車ユーザーであれば判りますがキャブオーバー1BOXタイプの車でなければ中々大きい荷物を載せるにはコツの必要な車が多い中、このN-ONEではフロントシートの下に燃料タンクを配置した事で後部座席周辺のレイアウトに自由度が増し後部座席の座面を跳ね上げて背の高い荷物を積込んだり、フルフラットにして幅のある荷物を積込んだりと実にユーザーの使い勝手を考慮し研究した成果が現れている事に感動すら覚えます。実際この使い勝手の良さと全体的なデザインの雰囲気で購入を決定する消費者も多いのではないでしょうか?

 運転席に座ると外から見た印象に反して意外とシートが高い位置にあります、これは当然シート下に燃料タンクが納まっている為ですが逆にこの事で乗降に関する快適性は高くなっているように感じます。身長180cmの筆者にとっては頭上に天井が迫ってくるのでもう少しシートを下げたいのですがこればかりはどうしようもありません、でも身長155cmくらいの女性であればなかなか良いポジションのようです。メーター周りの造形もシンプルではあるがこれまでの「如何にも軽自動車らしい」安っぽい感じが無いことにも好感が持てます、自発行式のメーターもドライバーの年代によっては玩具っぽく移るかもしれませんが「イマ時の」良い雰囲気に収まっていると感じます。

 シート自体はベンチシートタイプで走りを追求する車のようにホールド性のある作りにはなっていませんが、その分広い座面でゆったりとした雰囲気で運転出来この車のキャラクターには丁度良いのではないでしょうか。エンジンを始動すると3気筒の660㏄エンジンは滑らかに回り始めます、4気筒とは違う特有の鼓動感は感じながらもこの程度であれば十分快適に過ごせそうです。ギアをDレンジに入れて走り出すと動きの良いCVTのお陰で快適な加速感を味わう事が出来ます。今回試乗した車はターボモデルで踏み込めばその力でグイグイと加速してくれるのですが、今の時代主流の自然な加速と燃費性能の両立が得られるダウンサイジングターボの利点を余り感じる事が無く、結構な勢いで「あっターボが効いた」とわかる様なセッティングです。まあ、エンジンの絶対的な容量が小さいのでこの辺りのセッティングが難しいのはわかりますがここはもう一頑張りしてよりマイルドな加速にした方が車のキャラクターに合っているような気がします。 ターボが効き出す様な回転になると車内の騒音もそれなりで、ヒップポイントの高いベンチシートでは特に何だか違和感を感じてしまうのです。

 但し、車の動力性能そのものは大変良く出来ており重量の少ない軽自動車の利点を生かし街中の交通の流れに乗って走行する事に関してはひと回り大きいリッターカークラスと比較しても何ら気後れする所はありません。普通の流れに身を任せるならば走行中の車内もリッターカークラスの静粛性は十分確保されています。ハンドリングは軽く路面のギャップはそれなりに拾いますが、これは車全体のキャパを考えれば仕方ないでしょう。むしろN-ONEでもこれ位出来ているのに・・・と思ってしまう普通自動車も多くあるのも事実ですから軽自動車としては文句を付けるべき乗心地では無いと思います。

 N-ONEで最も評価すべき所はその全体のコンセプトの様に感じます、軽自動車と言うと何処か安物感のある車になってしまう事が多いのですが、この車に関しては見た目の素材感や仕上げの室等で「安っぽさ」を感じる所が無い所に驚かされます。デザインはシンプルながら手の込んだ作りのヘッドランプや欧州のコンパクトカーっぽい雰囲気のあるテールランプ、室内のデザインと空間利用の巧みさ等、高級車ではないけれど品の良い車としての素性の良さを感じさせてくれます。と考えれば勿論、エントリーユーザーの使用は当然としても近場の買い物用のセカンドカーとしても結構良いセンスをしているのではないかと思ってしまいます、欲を言えば特徴的なフロントマスクにもう一ひねりあれば最高だったのに。

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2013年1月11日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:ホンダ

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