ホンダ アコードハイブリッド

ホンダ アコードハイブリッド

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 ハイブリッドカーが市販車として世に出回るようになったのはちょうど長野オリンピックの少し前だったように思います。オリンピック直前のお祭り騒ぎのような華やかさの中で何となく未来を感じさせられる様な車が出たなぁと感心したものでした。あれから早いものでもう16年が経過してしまった、今や世界中の自動車メーカーの多くがハイブリッド車を開発しこの先車がガソリンで走る乗物では無くなる日に備えて研究を重ねているようです。そんな中でホンダからついに登場した本格的な?ハイブリッドカー、何が本格的かと言えばこれまでのホンダハイブリッドは電気モーターはあくまでエンジンの動力を補完するものであってトヨタ方式のようにエンジンがストップする事は基本的に無い仕組みであったのです。今回新たに導入された新型ハイブリッドはそのトヨタ方式とも従来のホンダタイプとも違うようです、早速見てみることにしましょう。
 新型アコードを目の前にすると「大きくなったなぁ」と言うのが第一印象、それと同時にホンダの意欲作としてはどうにも"?"と感じてしまうエクステリアデザイン、正直発表される前にはホンダの事だからデザインに関してもなかなか感心させられるような出来栄えのものを出してくるに違いないと予想していただけに出てきた姿がとても普通のセダン、フロントはここ数年のホンダデザインの流を汲んでいるが後部ドアから後ろは何だかBMW見たいな雰囲気も透けて見えるようなデザインで思わず「大丈夫かい?」「もっと多くの目を引くデザインにした方が良かったのでは?」と思ってしまった。プリウスなどと違って見た目の佇まいはごく普通のアッパーミドルクラスのセダンと言う雰囲気で事前情報に聞くような革新性がどうも感じられない。

 運転席に座って見ると室内は随分広くなった印象、シートは車格に合せてゆったりと広い座面にしっかりとサイドサポートもありこれは快適そうです。クッションの軟らかさも少し欧州チックに軟らか過ぎない設定ですからきっとロングドライブの際にも段々座っている人の姿勢が崩れて結局疲れ易くなる伝統的な日本のシートのネガな部分は随分解消されているのではないかと思います。インテリアデザインは外観の仕上がり以上に気が配られているようで、シフトレバー周辺のセンターコンソールのデザインや木目調パネルの色使い等ただ豪華に仕上げるだけでなく少し落ち着いた上質感のある雰囲気作りに一役買っておりここは消費者のポイントは高いのではないでしょうか。ただ個人的にはダッシュボードセンターのオーディオコントロールや空調スイッチの周囲のシルバーメッキはもう少しどうにかならなかったのか。

 とは言え、今回のアコードの最大の見何処はそのパワートレイン。聞いて見ると基本的にこの車は電気モーターで走行しエンジンはその補助という事らしい。スタートボタンを押すとREDYの文字がディスプレイに表示され走行可能状態であることを示します、当然エンジンは停止したままですがブレーキを解除するとまるでガソリン車のATの様にゆっくりと走り始めます。そのままゆっくりとアクセルを踏んでゆくとここでもエンジンの音がしないまま僅かにキューンと言う様な電気自動車の様な音をさせながら加速して行きます、時速40キロを超えて「一体いつエンジンが始動するんだろう?」と思っていると表示パネルにエンジンが始動した事が判る表示がされ確かにエンジン音が車内に侵入して来た。このエンジン始動の瞬間は普通に運転しているとそのタイミングを音や振動で感じる事が出来ないほど自然で知識無く運転するときっとハイブリッドなのか電気自動車なのか?何て言う疑問を感じる事無く自然に運転していることでしょう。
 エンジンが始動したとは言えエンジンの動力がタイヤに伝わっていない事は伝わってくるエンジンの振動から判るのですが、この新型アコードにはタコメーターが無いのでどの位の回転数なのかは判りません。つまりエンジンの主な役割は走行する為の電気を熾(おこ)す発電用のエンジンなのです、一般的な市街地では道路を流れる車の速度は概ね40キロ程度この状態では常に電気モーターで走行しています。バイパスに入って時速60キロ程度まで加速してもやはりエンジンは始動しない、つまりホンダの新型アコードはエンジンで発電機を回しながら走る電気自動車というのが正しい姿かも知れません。

 走行中の車内はとても快適です、サスペンションのセッティングは秀逸で路面のうねり、アスファルトの繋ぎめなども楽々と通過して行きますしカーブを曲がる際にもジワジワとしっかり踏ん張りながら揺り返しの少ない安定したコーナリングを行う事が出来ます。侵入して来るロードノイズも良く抑えられており他のライバルセダン等と乗り比べても室内の雰囲気が乱される様子は無く始めての方式のパワートレインにしてなかなか良い出来だと感心します。先ほどの時速40キロ程度で流れる市街地では19㎞程度の平均燃費でこれも1600㎏の重さを持つ車とは思えない燃費性能、感覚的に電気で走っていると思えばもう少し燃費が上がるのではないかと思っていたけどエンジンはエンジンで常に発電の為に回っているので仕方ないのかも。
 トヨタ製ハイブリッドとの比較で最も印象が残ったのはそのブレーキング時のフィーリングです、回生ブレーキは回生する前後でブレーキのタッチや効き具合が微妙に変化して特に長い下り等になると何だかギクシャクした感じになるのがハイブリッドの最も要改善点だと思うのだけど、今回のアコードに関して言えばこのセッティングが実に巧くブレーキに関してのフィーリングは間違いなく国産ハイブリッドの中ではトップの性能でしょう。

 ただ、ホンダ方式のこのハイブリッドにも弱点があるようで山間部や登り坂の連続する場面になるとなかなか車も騒々しくなるようです、備蓄した電気で走らせる事が出来ないこの様な地形だと常に発電機をフル稼働させながら一生懸命電気を作って走行します。すると当然エンジンは常に高回転を維持することになるので室内にもエンジンからのノイズがかなり多く侵入してくるのですが、実は車の速度はそれ程上がっていない、エンジンはウルサイのにスピードは出ないなぁ・・・この車の場合エンジンの回転数とタイヤの回転数は関係無いのですと頭ではわかっていても山道を60キロ程度で流していても上級セダンらしい静かな車内にならないのがとっても残念。この辺はバッテリーと発電機の性能に拠る所が大きいので現状ではどうしようもないかも知れません。とは言え、新しい自動車のパワーユニットを作り出した点においては十分に評価できる性能を有していると言えるでしょう、通常の走行では車内は十分静かで快適、経済性は250㏄のオートバイ並みに優れているし何と言っても微かにエンジンが回る音が聞こえる事と素晴らしいセッティングの癖の無いブレーキのお陰で言われなければハイブリッドとは判らない人も多いのではないかと思います。電気自動車に近い乗物ながらこれまでの自動車から極自然に乗り換えられる癖の無さは今後更に進化した姿を見てみたい気がしました。

 欲を言えば車格なりの加速感というか力強さがもっと出てた方が一般の消費者にはウケが良いのでは?トルクを出しやすいモーターなので力を出させる演出は簡単だと思うのだけど今はそこにやや安全マージン(経済性の)を掛け過ぎかな?っという印象でした。


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2013年8月29日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:ホンダ

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