ホンダ ストリーム 2.0

ホンダ ストリーム 2.0

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 2000年にデビューしたストリームは3列シートのミニバンの一般常識を打ち破って当時ワンボックスタイプのSUVが主流であった国内のミニバン市場に大きな風穴を開けてくれた、早速トヨタ自動車が「ウイッシュ」という全く同じコンセプトで基本骨格までそっくりに真似た車をデビューさせ話題になったがその先駆者としてのストリームも現在は2代目、そろそろモデル末期に突入しているが改めてその実力を見てみましょう。

 ストリームの最も大きな武器は低床化が徹底的に研究されたシャシーが挙げられるでしょう、実車をみるとこれをSUVと定義付けても良いのか?従来のステーションワゴンではないのか?と考えてしまうのですが、その疑問は室内に入ると一掃され「やはりこの車はSUVとして造られた車なんだ」と強く感じます。その最も大きい要因が先に述べた低床化による室内空間の広さです。昔からステーションワゴンの荷室に小さなシートを設けて3列シートにして7人乗りワゴンを作るという手法は色々な自動車メーカーにより試されてきましたが、どれも緊急避難的に7人乗れるだけで本当に乗ろうと言う気にさせられる物ではありませんでした。

 しかし、このストリームはフロアのフラット化と低床化を同時に実現させた事で3列目であっても何とか大人が乗車出来るほどのスペースを確保している事が凄い所と言えるでしょう。勿論、この状態で日帰り温泉旅行に行けるほど快適な空間ではないのですがこの5ナンバー枠の中でこれだけの有効スペースを確保した事が正に昔からの「努力と工夫のホンダ」を感じてしまいます。

 今回試乗したのはその中でも最も出力の高い2000㏄モデルで居住性と走行性能が最高のバランスとなった一台、早速エンジンを始動させてみるとホンダらしい軽さを感じさせられるエンジンです。運転席からの眺めは至ってシンプル、黒を基調として統一感の溢れるデザインは遊び心やオシャレ心を過度に助長しないオーソドックスな物で最新機種と比べてしまうと地味な印象、しかしながら車両価格が200万円を切る価格設定の車である事を考えて改めて見ると確かに高級感を感じられる部分は少ないけれど必要にして十分な装備がコンパクトにまとまった感じが強く伝わって来ます。

 CVT方式のトランスミッションは本だの滑らかで高回転型のホンダエンジンにも良くマッチしており実に気持ち良く加速してくれます、特に今回のように乗員は運転者である私一人である場合は車体の重さを全く感じさせない軽快感が正にホンダの車だなあと感じてしまったりするのです。一般的な国道を走行して感じるのは一昔前の「如何にも走りを意識しました」感のあるゴツゴツしたセッティングから脱却して硬さのある中にも軟らかさがある少し大人になったようなフィーリングがイマ時の車である事を感じさせてくれます。やはり日常の足として使用する際にはある程度の快適性も確保して欲しいし良く勘違いされる所ではあるけれど「硬い足」=「良く踏ん張る」とは決して言えず、この普段はある程度のしなやかさを持った上でいざという時にはしっかりと踏ん張ってくれる方が機械としては安心して付き合えると言う物です。

 ただ、反面このモデル末期に至っても改良の結果が見えてこないのはシートの作りこみでしょう。このあたりは未だ昔からの「ゴツゴツ」系の作り方から脱却しているとは言い難くせっかく車体その物がしなやかで大人の味付になったのにシートがそれを帳消しにしている残念な印象。この辺は日本車全般的に苦手な部分ではあるのだけど運転して楽しい車と言うものは車を構成している部品の性格的なベクトルが全て同じ方向に向いていて初めて実現するものだと改めて感じます。中世の木造建築の様に一つ一つのパーツの組合せで全体のしなやかさを保たせる感性は日本人の中には必ずあるDNAだと思うので次回作には是非改良をお願いしたい点ですね。

 内装、トリムの全体的なチープさやワインディングの際の何となくチグハクなセッティングを除けばストリームの基本性能は十分満足出来る物と言っても良いでしょう。着座ポイントの高いシートからの眺めは一般的なセダンよりも開放感を演出し広い室内空間とも併せて快適な移動空間を提供してくれます。何所からでもストレスなく吹け上がるエンジンは街乗りでの実燃費が8~9㎞/Lと今の最新エコカーには劣るものの動力性能を考えれば十分納得の範囲、毎日通勤で使う方でなければ車両本体価格の安さで十分元が取れる計算になります。必要な装備を詰め込みながら価格を抑えている為、例えばドア開閉の重厚な雰囲気やボディ全体の遮音性能など課題も多く見られるのですが少しオデッセイに似せた精悍な顔付きのフロントフェイスやSUVにしては意外と機敏に走る軽快な雰囲気を買ってみるのも悪くは無いでしょう。

 その昔日本の文化は「畳み(折りたたんで小さくする)」の文化であると世界に紹介した韓国の学者が居ましたがその伝統技能や文化が少し垣間見えるのがホンダのストリームでは無いでしょうか。次回策はその文化に少し落ち着いた高級感を併せ持たせればより話題を振り撒く事が出来る商品に仕上がるのではないかと期待しています。

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2013年3月19日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:ホンダ

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