三菱 デリカD:5(クリーンディーゼル)

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 デリカと言えば80年代後半から90年代前半にはパジェロと共に大変な人気を誇った三菱の主力車種でした、その後の大規模リコール隠し問題で経営的に随分苦境を乗り越えて今の三菱に至るのですが昔からデリカには他社のミニバンには無い独特の世界観が感じられます。大きめな車体に広い室内、最低地上高が高い事に加え最近の車では珍しくアプローチアングルもデバーチャーアングルも十分に取られた構成にトルク重視型のエンジン。他社のミニバンが整地路でのグランドツアラー的な要素を拡充していたのに対して三菱のデリカは悪路走破性と積載効率を重視したパッケージングで本格的なアウトドアフリークの人達からヘビーヂューティーな使用が不可欠な山間部での工事関係車両としても高い人気を誇っていました。だから本来ディーゼルエンジンが最も似合う車であったのだけどお家の事情ですっかり遅くなってしまった今度のクリーンディーゼルの登場はかつてを知る人には懐かしく、お若い世代の方には新鮮に映るのではないでしょうか?
 マツダのCX-5やアテンザの登場以来日本の自動車市場でもディーゼルエンジンに対するネガティブなイメージは随分払拭されているように思います、本来持っている低回転時から発生する強力なトルクやエンジンその物の耐久性の高さ等日常の足として使用する面においてもディーゼルエンジンのメリットは少なくありません。

 デリカの実車を目の前にすると先ずはそのデザインに「らしさ」を感じてしまいます、全身角張ったデザインに高い車高、しかもよく見ると単に車高が高いのではなく地面と床の高さが十分に確保された長い足をもっており大げさな表現をすれば雪国で使う雪上車のような雰囲気を持っています。この頃はユニバーサルデザインが持てはやされ「女性や高齢者の運転が苦手な方でも楽に乗れます」という雰囲気がどの車からも伝わってくるのですが、このデリカに関しては「どうだい?乗ってみたいならのってみな」と少しユーザーを引き離したようなデザインに車の目的と用途を感じさせられて清々しい印象を与えてくれます。そう言えば昔の4駆ワゴンはこんな雰囲気だったと思うのは今の50代前後以上の方ではないでしょうか?

 少し高めの運転席に乗り込むと(正に乗り込むと言う表現がピッタリ)実にオーソドックスなデザイン、確かにセンターにナビのディスプレイがあったりステアリングホイールには色々なスイッチが取り付けられメーターも今時の様に光る様等細かな点は現代的な作り方がされているのだけどザックリとしたダッシュボード全体の雰囲気や路面を見下ろすような運転席のポジションは、運転する事に関して機械を操作する様な雰囲気が好きなドライバーには好感を持たれるのではないでしょうか。シートは乗用車に比べると少し大きめで座面も広い物で加えてクッションの厚みも十分に取られ長距離ドライブには打って付けの作りこみがなされています。同様に2列目、3列目と席を替わってみてもこの印象は変わらず3列シートまでしっかり使えるミニバンとしては国産車でも数少ない車のようです。

 クリーンディーゼルとしてはマツダや日産の次に出されたと言う事でその仕上がり具合が最も気になる所、エンジンを始動させると「ガァ・カ・カ・カ・カ・カ・カ・・・」とまるで80年代にタイムスリップしたようなスタート音とエンジンの振動に「ありぁ?クリーンディーゼルじゃなくて普通のディーゼルと間違えたかな?」と思ってしまう自分にビックリ。昔ディーゼルと言えばどれもこんな感じの始動だったなあと思っているうちにアイドリングが安定して少し気分も落ち着きます。考えてみればCX-5やアテンザのディーゼルが驚く程低騒音・低振動と言うだけで日産のエクストレイルや海の向こうのBMWシリーズだってディーゼルエンジンは何処から聞いてもディーゼルエンジン、一つ一つの爆発とその燃焼時の強力なトルクを感じながら走らせる物で世界的に見ればごく普通のレベルでしょう。

 ヂアをDレンジに入れて走り始めると「ぅおお・・懐かしい・・・」アクセルに足を乗せた瞬間は何も起きない、そのままその状態を維持しておくとまるで地の底から何かが吹き上がってくる様に力が沸いて来る・・・確かにディーゼルエンジン特有のトルクの出方、そのままスロットルを空けたままにしておくとターボの過給が始まる回転数に達し今度は踏み込んだ量の2倍位の勢いで車速が伸びてゆく。マニュアルだったらもっと楽しいだろうなぁ・・・と言うのが第一印象。それでも設計は今時の車らしく剛性間の高いボディがしっかりと働いています、バイパス道を経由してそのまま高速に進入しても昔のように道路の繋ぎ目で車体が軋んで変な音がしたりボディ全体がねじれる様な印象は全くありません。巡航速度に乗ってしまえば低い回転を維持しながらも実に快適に走行できます、アクセルのON/OFFに過敏に反応しないのも長距離ドライブの際には疲れないポイントで好感が持てますし、巡航速度域では始動時に気になった騒音も振動も気にならなくなるので室内は静かで快適な空間になります。

 3列目までフル乗車してしまうと人数分のキャンプ道具を積載するには少し厳しくルーフボックスを取り付けたい気分になってしまいますが4人家族で出かけてゆくには十分な広さと快適さ、足の長い車体構成のお陰で未舗装の林道に入るのも非常に楽で国産ミニバンの中では最も行きたい所まで行ける可能性が高い車であると言えるでしょう。ガソリンエンジンのような滑らかな加速性や高回転での加速力を重視する方には向きませんが、まろやかに回るエンジンの強いトルクを載せて走るディーゼル特有の余裕のある走りも一度味わうとなかなか良いものですよ。

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2013年7月10日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:ミツビシ

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