日産 スカイライン250GT

日産 スカイライン250GT

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 スカイラインと言う車名に特別な感慨を持つドライバーは今や40代後半以上の年齢になっているのではないでしょうか?かつての富士精密工業(後にプリンス自動車となる)で初期型が生産されたのが1957年の事、後に日産自動車に合併され一時は日産を代表する人気車種となっていましたがエコカー人気の現在では少し影の薄い印象の車になってしまいました。

 本来アメリカでのインフィニティブランドの為に生産された車でしたがアメリカでの人気が予想以上に高くなった為に国内市場でも「スカイライン」と言う名前で売り出す事になったのですが、そのお陰で車全体のデザインからはかつてのシャープなスカイラインの印象が感じられず年配ドライバーの中には「これはスカイラインではない」何て言う声も出るのはこの車の誕生の由来がかつてのスカイライインとは全く異なっているからでしょう。とは言え、日産がその技術力を込めて作り上げたグランドツアラーの実力を偏見無しで覗いて見ましょう。

 現在のスカイライインに搭載されるエンジンはVQと呼ばれるV6エンジンです、かつて日本で最も完成された6気筒エンジンと呼ばれた直列のRB型から変わった事で日産はすべてのFR車はV型エンジンになりました。直列エンジンより搭載スペース的に有利になるお陰でエンジンルームの小型化が可能でその分キャビンなどに振り分けられるスペースが増しより快適な居住空間が確保されると共に上位モデルのフーガ等との部品の共通化が可能で企業のコスト管理も容易になると言うメリットもあります。

 実物を前にするとやはり往年のスカイラインファンの為のデザインは既に何処にも感じる事が出来ず複雑な曲面で構成されるボディパネルや鋭い目付きのヘッドライト等は広い大陸の中に置いてみても存在感や威圧感を誇示できる流麗なフォルムになっている事が判ります。実際スカイラインはアメリカでは国内の約5倍近く売れているとかでデザインの好みも国内よりも海外の流れをより反映した物になっているのです。なのでここは一つ「スカイライン」という色眼鏡を外してみると短めのオーバーハング・しっかり足を踏ん張ったようなフェンダー・滑らかなルーフラインなどスポーツセダンとしてはかなり良く出来たエクステリアデザインであると改めて感じる事が出来るでしょう。

 改良を続けられたVQエンジンは始動時から実に静かですがギアをDに入れて走り出すとその7段ATと併せて実にスムーズな加速を味わう事が出来ます。発信した瞬間に感じる事はサスペンションの働きが実に優れており感覚的にはアクセルONと同時にフッと車重が軽くなり無抵抗に前に滑ってゆくような感覚でアスファルトの起伏や段差を巧みにあしらいながら進んでいく感覚は紛れも無くスポーツカーを運転する楽しさを味わう事が出来る車であると言えます。ハンドリングは見た目通り結構重さを感じる部類で少し長めのホイールベースとも相まって抜群の直進安定性を得ています。そしてカーブに入るとマルチリンク式のサスペンションがしっかりと踏ん張り少ないロールでコーナーを駆け抜けて行きます。同じクラスのマークX等と比較するとスカイラインのほうは「曲がるぞ」と思ってしっかり曲がる(曲げる?)印象、対してマークXは車の動きや路面の起伏などを感じさせず安楽に曲がって行く感じで「運転を楽しむ」という目的があるならば明らかにスカイラインの方に分があるようです。1日の短い試乗ではありますが運転している感覚としては欧州辺りのミドルクラスセダンの様なしっかり運転操作を行う楽しさを感じさせてくれるものです。

 室内に目を移した際に最も強く感じられるのがフロントシートの造りの良さ、クッションは硬めですが必要以上に大き過ぎないので運転操作の邪魔にならず加えてホールド性も丁度良い。ボディデザインの関係でリアシートは若干お尻が落ち込み膝が立ち気味で広々と言う訳には行かないのですがまあまあ普通に過ごせる程度、ここは明確にドライバーズファーストの車の性格が良く現れており常時4名乗車する車では無いとメーカー側も割り切って造っているのでしょう。ハンドルと共に上下にチルトするメータークラスターはこれもより快適な運転の為に造られた物で常に良好なポジションでメーターを見る事が出来ます。

 トランクルームは外見から想像する以上に内部は広く、又、ヒンジ部の支えはガスダンパー式で荷室に干渉しない丁寧な造りとなっています。庫内が広いのはトランクの床面が低く作られている為で左右のサスペンションの張り出しはあるものの実用上十分と言えます、但し開口部はデザイン上の制約を受け特に後端部の間口が狭いので入れるものによっては気を遣うかも知れません。

 ボディ剛性も高く走行性能には申し分ないスカイラインですがその弱点はそのインテリアデザインではないでしょうか?表面のシボ加工や配色で前モデルよりは良い印象なのですがモデルによっては400万円超の車の内装としては少し寂しい。昔からスカイラインのインパネデザインはどうもプラスチッキーで高級感を感じさせてくれる記憶が無いのですがこのモデルも内装だけは「やっぱりスカイラインだからなぁ」と変な納得をしてしまう感じが何とも残念。もうこの辺りで内も外ももうかつてのスカイラインではないと言える様な味付けにしても良い頃なのではないでしょうか。ハード面はほぼ完成の域に達していると思うしかつての大ヒットモデルを変に意識し過ぎているのではないかとも思ってしまいました。内装が良くなれば本当に100点満点なのに・・・

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2012年11月22日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日産

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