日産 マーチ

日産 マーチ

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 カルロス:ゴーン社長の指揮の下、今の日産自動車は日本企業と言うよりグローバル企業としてのイメージが強くなってきていますがその事を象徴するような車が「マーチ」でしょう。もはや生産される全数がタイ工場で生産され日本へと逆輸入されるこの手法は国内自動車メーカーの主力車種としては初めての試みとなります。

 かつて「技術の日産」をキャッチフレーズとしていた日産ですが国産ではなくなった今、その品質と性能のバランスはどのように保たれているのでしょう?製造業の国内空洞化が進む中非常に気になる車の実際の姿を見てみましょう。

 エントリーユーザーやセカンドカー需要に対応する為に80年代初めに発表されたマーチは今回のモデルで4代目になりました、代を重ねる毎に装備も充実し安全基準の見直しによりボディーも少しづつ大きくなってきました。今回のマーチは若干好みが分かれる特徴的なデザインであった3代目とは異なり英国車風の少し落ち着いたデザインをコンパクトなサイズの中にまとめる事に成功し年齢や性別に囚われず多くの人に選んで貰いやすいデザインであるといえるでしょう、ミニバンやトランスポーターとして既にデビューしているNV200と同様に特に新興国を中心としたグローバルカーとして育ててゆきたいと考える日産の思惑もよく伝わってきます。

 インテリアで特に目を引くポイントは一新されたデザインのお陰で先代に比べ後部座席の居住スペースは大きく向上した事です、新型になってややスクウェアなデザインとなった事で室内空間全体にも余裕が持てる様になったようです。一方そのデザインの中で時代の流れを感じざるを得ないのはインパネ周りのデザインとその質感、コンパクトカーの中でもしっかりと作り込んでいる感じが伝わってきた先代に比べると今回のマーチは軽自動車のデザインを膨らませたような印象を受けるチープな印象をどうも受けてしまいます、国際競争の中で厳しいコスト削減の波を受けているのはよく判りますが「こうやったら安く出来ます。」という感じはどうも寂しさを感じてしまいます。最も現在では3ナンバーの車であっても内装の質感に関しては「?」と感じてしまう車も珍しくない状況、100万円以上出すのだからもう少し作りの良さを感じさせて欲しいと思うのは難しいのかなぁ?と思ってしまいます。

 装備面でいまひとつ「?」と感じる装備がフロントタイヤの向きをメータークラスター内に表示しタイヤの向きを教えてくれる液晶パネル、このマーチは最近の車にしては珍しくロックtoロックが3.5回転もあるからというのが装備されている理由のようですが、逆に考えればその分ハンドリングが穏やかになる点が特徴、これはコンパクトカーにしてはハンドリングに安定感が増し運転に自信の無い方でも自然な形で安心して運転出来るセッティングなのだから表示に頼らずとも・・・とつい考えてしまいます。

 シートの作りは程よい硬さのあるしっかりとした物で身長180cmの筆者が座っても何の不都合も感じません、街乗り用の足としては十分満足できる品質は確保されている様に感じます。今回新しく開発された3気筒エンジンは先代までの4気筒モデルと比べるとどうなのだろう?と不安を感じつつエンジンを始動させると意外と振動も少なく静かにアイドリングを始めます、組み合わされるCVT形式のトランスミッションをDレンジに合わせ車を走らせると最新の車らしく実に滑らか且つ力強く加速してくれ一般国道の流れにも難なくついて行く事が出来それまで抱いていた3気筒エンジンへの不安は一気に解消されました。アイドリングストップ機能付の新エンジンはメーカー公表値によれば23㎞/Lと言う事ですが、この夏の時期エアコンを作動させ平均時速40キロ程度の市街地を走行したのでは実際には14㎞/L程度の燃費、車の大きさ等を考えればまずまずの成績なのですがクラスの中で飛び抜けた燃費性能を感じる程でも無い(特に最近はハイブリッドの燃費が良く感覚が麻痺しているのかも?)ようです。

 排気量が1200㏄というエンジンは通勤や買い物等の実用走行ではまったく不満は感じないでしょう、特にCVTの滑らかな加速感はこれまでのトルコン式4段ATと比較すると随分滑らかな加速をする印象です。最もエンジンパワーが79PSという抑えられた特性ではCVTと組合わせた方が燃費も走行フィーリングもより角を削った滑らかな印象が出せるのでこのエンジンでは他のミッションを与える事は考えなかったでしょう。敢えてこの車のネガな走行性能を出そうと高速道路の本線との合流や追い越し加速等を行った際には感じるエンジンからの悲鳴を感じ、やはりこの車は少々狭い路地でも渋滞の多い街中でも落ち着いてしっかり走ってくれるようなシチュエーションがよく似合っているんだと実感します。

 普遍的で古さを感じさせ難いエクステリアデザインや少々荒削りながらも必要最小限の機能と性能を満たしたインテリア、夫婦+子供二人の家庭には必要十分な室内空間を考えれば日産の開発陣はやや贅沢になった日本人に的を絞るのではなく広く世界中の一般的な普通の人々に広く支持されるような車を作りたかったのだなと納得させられてしまいます、今回生産拠点をタイに移したのも単に国内の人件費や調達コストだけを見積もった結果ではないのでしょう。新興国で豊かになってきた地域の人達が夢のマイカーとして日産のマイクラ(日本名:マーチ)を選んで貰えるような実用的な性能と価格を追求した結果だと言えます、特別抜きん出た性能は無いもののスタンダードなコンパクトカーとしてはマイカーの候補にしても良い一台ではないでしょうか、きっと世界中の家族をこれから運ぶ車になるでしょう。

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2012年8月 8日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日産

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