日産 デアレディZ

日産 デアレディZ

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 モデルチェンジが進んでゆく中で初代からの名前がそのまま残っている車種は最近では少数派になった、日産のフェアレディZも数少ない初代からの名前を引き継ぐ車種で日産自動車のスポーツカーの歴史を伝えてくれる一台です。そんなZも現在のモデルで6代目、初代の誕生が1969年だからもう43年もの歴史を持つ車です、全体のイメージは先代モデルのデザインを踏襲しつつも全面的にリファインされた車体の出来はいかに?
 これまでの歴史の中でスポーツカーというカテゴリーが自動車の技術革新を常に牽引してきたのは紛れもない事実でしょう、ある時はモータースポーツのベース車両として走る実験室となり様々なな技術を生み出す事に大きく貢献し、その多くの技術がセダンやワゴンなどのより幅広いニーズを持つ商品開発に生かされていったのです。このようにして一般的な自動車の性能が著しく向上した現在において、スポーツカーの存在価値はその目的を大きく変えようとしている時期なのかも知れません。走行性能だけ取ってみれば現在のセダンと呼ばれる車種であっても実際には十分な速さ・耐久性・安定性などの要素を実に高い次元でバランスさせた高性能な車が多く逆にスポーツカーだから特別な動きが出来るのか?と言われるとスポーツカーの格好をしていても一般の公道上で実行可能な走行性能は少し気の利いたセダンと外見上はそれ程大きな違いはない事が多いのです。

 そんな中でもスポーツカーにある種の魅力を感じさせられるのはほかの車種では醸し出す事の出来ない雰囲気がそこに備わっているからではないでしょうか。5代目のデザインを踏襲しながらも6代目になった姿の実車の前に立つと先代モデルよりも更に筋肉質なデザインになっている事が判ります、ホイールベースが短くなりフェンダーの張り出しが大きくなりボディサイドの絞込みもより無駄なシルエットを削ぎ落とした事が判ります、ただ残念な事はその微妙な変化が本当に微妙なきめの細かい曲面で構成されている為に見た目の変化の大きい前後のランプデザインの変化位しか判り難い点かも知れない。しかしフロントノーズからサイドパネルを通ってリアに流れる曲面は中々よく考えられている。この辺りに気付けば先代のややリアが間延びした感じのデザインとは全く異なるデザインになっている事が判ると思う。

 インテリアの方は個人的にはやや遊びすぎではないか?と感じてしまう、センターコンソールに装備される3連メーターはZの内装デザインを良くも悪くも受け継ぐデザインではあるけれどメーターベゼルやシフトレバー付け根のルバーの縁取りやドアトリムのデザインが何となくジュークのそれを連想させてしまい(実際にはジュークのデザインがZをモチーフにして組み立てられた訳だけど)どうも車両価格なりの高級感が実感できないのが正直なところ。実際にシートに座ると大柄でしっかりとしたサポート性のあるシートは適度に硬く体全体を包み込んでくれる感じです。着座位置が低いこともあり腰を下ろした瞬間にスポーツカー的な雰囲気を感じ取ることが出来ます。Z32から続くコックピットに潜り込むような感じの運転席は今も健在で慣れるまでは前後左右の車両感覚を掴むまで少し時間がかかる感じです。

 ホイールベースが短くなった車体を走らせるとその回頭性の良さに最初に気が付きます、少し重めのハンドルを回してゆくと運転している自分自身の体を中心に車体が素直に向きを変えて行きその遠心力はしっかりと左右に張り出した前後のサスペンションが受け止め何事も無いようにカーブをやり過ごして行きます。フロントの車軸・シート・ハンドル・リアタイヤの位置を頭の中で改めて考えると「なるほど確かにこんな感じに走ったり曲がったりしてくれる筈だ」と思いながらも実際にその操作感覚をドライバーに素直に返してくれる様なセッティングになるには相当な試行錯誤が必要なはず、その軽快でダイナミックな走行フィーリングを味わえることがフェアレディZの大きな魅力と言えるでしょう。今回試乗したのは6速MTであったが運転していて最も「最新さ」を感じる部分がシフトチェンジする際に車が勝手に最適な回転数に合わせてくれる機能が付いた点!昔(もう数十年前)より上手にカーブを曲がる為にヒール&トゥを何度も練習したけれど今やただブレーキを踏んでクラッチを切りシフトレバーを切り替えるだけで車体側がほぼ同じ事をやってくれる、コンピュータにより統合制御された車ならではで到底30年前の車では考えられなかった。

 我々オールドドライバーはドライバーとしてやる事が無くなれば無くなる程その車に対する魅力が何となく薄れてしまう、特に自分で操る楽しさを追求するスポーツカーであれば尚の事。この辺りは重量級の高級スポーツカーの持つ弱点とも言えるでしょう、ハードウエアが素晴らしく成熟されればされる程ハードとしての不完全さや面白みも逓減してしまう。個人的にはもっとシンプルなスポーツカーこそが本来のスポーツカーの王道のようにも思うのですが・・・自分自身がこの世代と合ってないのかも。

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2013年4月 1日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:日産

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