ルノー カングー(5MT)

ルノー カングー(5MT)

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 私の普段の足は国産のミドルクラスセダン、最近は輸入車の価格も国産車に比べそれ程高額ではないし機械としての信頼性も上がって来ているので個人的にはとても興味はあるのだけどやはり経年劣化の際のメンテナンス費用や万一のトラブル等を考えるとどうも二の足を踏んでしまいます。先日もゴルフについて販売店の人に聞いてみたけど「性能は良いよ!でも長く乗るんだったら国産の方が金が掛からないかなあ」なんて言われてしまった。まあ、個人の好みを考慮して敢えて強く輸入車を勧めないのだろうけど・・・
 以前から気になっている輸入車の一つにルノーのカングーがあります、同じマンションにも乗っている人がいて興味津々だったのですが、今回やっと試乗のチャンスが巡って来たのでここは一つフランス車のファミリーカーの出来栄えをじっくりと観察することにしましょう。
 WEB上では日産のNV200と比較されている事が多いカングーですが、実際本国のフランスでも乗用車版と商用車版の2タイプが販売されている様で中でもフランス郵政局の配達車両としては大口取引先らしい。写真などで見ると先ほどの日産NV200や古くはエスカルゴ(中身はマーチでしたが)等に共通する可愛らしいデザインでオシャレでのんびりした印象の車なのかな?という先入観を持っていました。
 しかしながら実車を見ると意外と大きい!カタログを見ると横幅が1800mmもある!当然3ナンバー登録でエンジンは1600㏄!「走るのかなこれ?意外とファッション重視の車だったりして」と思ってしまいます。

 欧州車の魅力は何と言ってもそのデザイン性、勿論メカニズムも優れている事には違いありませんが国産車には無い雰囲気は車好きの人にとってはとても魅力があります。このカングーにしても一歩間違えるとパイクカー的な何だか玩具っぽいデザインになってしまいそうなマルと角の組み合わさった一見単純そうなデザインですが車全体が一体となる塊感のあるデザインで飽きの来ない大人の観賞に耐えるデザインです。リアゲートの観音開きドアは欧州では人気の装備の一つで実際国産ミニバンも欧州仕様では観音ドアになっているモデルもあるように実際に使ってみると狭いスペースでもドアを全開に出来荷物の積み下ろしが楽に行えることに加え、ドア自体も半分づつなので開閉時の労力も非常に軽い力で開閉出来る事が魅力です。

 運転席に座ると瞬間的にフランス車ワールドに突入させてくれますフワリと優しく包み込むシートに微妙な曲線でデザインされた一体感のあるインパネ。確かに素材自体はそれ程高級な素材を使っているようには見えないけれど廉価な素材を使っていても「最低限の機能を備えていれば良いだろう!」と投げやりにされた印象は全く無くしっかりと真面目にデザインされている所が好印象です。そしてやっぱり改めて実感するのは室内が広い事。1800mmという車幅なので当然なのだけどキャビン全体が四角いサイコロ状の形をしていることや大き目のガラスエリア、そして明るい印象の室内が合わさり実に開放感のある室内空間が未だ走ってもいないのに何だか楽しい気分にさせてくれます。
 後部座席に移ってもこの印象は全く変わらずしっかり座れるシートは「元々商用車ベースなので仕方ない」と我慢する必要は全く無くフロント同様にしっかりとクッションもあり3人用に独立されたデザインといい、しっかりと開けることの出来るガラスウインドウといい非常に良く出来た空間になっています。

 エンジンを始動させての第一印象は「意外と静か」形的にもっと商用車的にガタガタするかと思ったら静かにスムーズに回り(乗用車だから当然か)まるで日産のキューブ辺りと同じような印象。今回は今時にしては珍しく5MTのモデルだったのでクラッチペダルを踏み込みギアを1速に、クラッチは軽く今時の印象でシフトストロークも実に近代的にストロークの短い操作性の良い作りになっています。クラッチを繋いで発進させると一番驚くのが結構低回転からトルクがありスルスル~っと呆気無く加速してゆきます、2→3→4→5と素直なシフトレバーを操作して加速してゆくと「この車街中では意外と速い車だなあ」と分ってきます。
 高さが1800以上もある車なので最初にコーナーに入る時はチョッといつもより早めの減速をしながら入りながらシフトダウン、すると、意外と足が踏ん張って安定している!確かにセダンと比べるとロールは大きいかも知れないけど国産の商用ベースのSUVとは明らかにロールの仕方が違ってじわ~っと傾きながらもしっかりと路面を捉えてくれるので安心感があります。加えてもはや電動だから・・・と仕方なく思う必要の無いステアリングの感触!思わず「これで220万円か~」実に良く出来ています。

 確かに初代の5ナンバーだったカングーよりも車体が随分大きくなり重量も1600㏄とは思えない重さなので、スポーツセダンを乗り回すようにワインディングを駆け抜ける事は出来ませんがこの上限を感じるエンジンパワーの中でも実に気持ち良く走行出来る(しかもその気になれば結構速く走らせる事が出来る)のは車の性能はエンジンパワーだけでなくシャシーやサスペンションとのバランスの良さで大きく変わる事を実感させてくれます。FFにありがちなシフトチェンジの癖も無くファミリーカーでありながらも優れた足腰の動きで軽快に走らせることの出来るこの車は実はスポーツカーに乗りたかったけど年齢や家族の事を考えると諦めようか・・・と考えている人には実にドライビングが楽しくなるセッティングである事には太鼓判を押しても良いでしょう。

 随分と予想に反して良い車だったので本当はもっと書かなければならない事があるのですが、又次の機会に続編を考えましょう。正面から見ると1800mmの幅に1800mmの高さ、真四角の箱が走ってくる印象のルノーカングーですがこの快適性と実用性、走行性を兼ね備えた国産車は今のところ無いかも知れない。車好きであればぜひとも5速マニュアル仕様で乗ってみてもらいたい一台です。

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2013年7月14日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:ルノー

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