トヨタ マークX 2.5L プレミアム

トヨタ マークX 2.5L プレミアム

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 最近ミニバン人気に押されてシェアをを減らし続けている4ドアセダンの中でもFR形式のセダンは国産車の中では特に販売台数が落ち込んでいます、80年代後半に一斉風靡したジャンルではありますが今や「広くて低燃費」がファミリーカーの一つの柱になっており今しばらくはこの流れは変わりそうにありません。

 とは言え、前後の重量配分が均等に近く特にFR形式であればフロントタイヤはステアリングにリアタイヤは駆動にと大きな役割を分配する事で癖のない素直な特性が出しやすく適度に低い重心から走行時の安定性にも優れるセダンは根強いファンが居る事も事実です。その証拠に優れた走行性能をアピールする欧州の自動車メーカーの主力車種は現在でもFRレイアウトのセダンが旗艦車種の位置付けを保っており世界中を見ればそのユーザーの裾野の広さを感じる事が出来ます。

 今回マイナーチェンジしたトヨタのアッパーミドルセダン「マークX」はこの伝統的なレイアウトを継承している数少ない車種ですが基本的なコンポーネンツをクラウンやレクサスGSと共通とする同車の実力はどんな物なのか見てみましょう。

 「デキる男」的な少し昭和の時代を感じさせるCMが印象的なマークX、先代の「マークⅡ」から「マークX」に変わった時点でエンジンが直6からV6へと変わり現代的なパーソナルセダンへと生まれ変わりました、現在のモデルはその2代目となるのですがこの度内外装をリファインし商品力にテコ入れがなされました。今回試乗したのはマークXの中でも最も売れ筋となる2.5Lのタイプ、プレミアムというグレードはシート生地にアルカンターラを使用した少し高級な雰囲気が漂う仕様です。

 エクステリアは特にヘッドライト周りのデザインが少し若者向きなスポーティーな印象のデザインになった事が大きな特徴ですが購入層の多くは40代~50代という事なので個人的にはもう少し落ち着いたデザインにして欲しかったなぁと言うのが正直な所。但し世界的なセダンのデザインの潮流を見ればメルセデスを始めBMW・アウディと何れもセダンのボディデザインの中に新しい雰囲気を練り込んでいるから方向的には正しいのだろう。ただどうせ新しさを取り入れるならもっとデザインの力を感じさせてくれる物にしてくれると嬉しいのだけど・・・

 最近すっかりお馴染みになったスマートキーをポケットに入れ運転席に座ると意外とダッシュボードの高さを感じます、と同時にAピラーの存在感がとても大きい!外見から感じられる以上に傾斜があり右側のAピラーはちょうど運転者の側頭部辺りを目指して伸びてくるので視界的に広々感はかなり犠牲になっています。同時に天井高も低めでダッシュボード上端とフロントヘッダー下端(フロントウインドウの有効高さ)が意外と狭く感じられるのも外見のボリュームからは想像出来ない点でした。実はこのAピラーの位置が試乗中常に気になっていた点で右左折時や高速コーナーを抜ける際の進路確認の際にどうも邪魔になってしまうのがこの車の最大の難点ではないかと思います。

 プッシュボタンでエンジンを始動させると2.5LのV6エンジンは本当に音も無く静かに動き出します、車外で聞くとトヨタ直噴エンジン独特のメカノイズで姿を見ずとも車の存在を認識できるのですがそのノイズが一切車内に入って来ないのは相変わらず見事な仕上げだと思います。短めのストロークのシフトゲートをDレンジに合わせ走り出すとこれもまた非常に滑らかに加速して行きます、僅かにロードノイズが聞こえてくる他は殆どノイズの侵入が無い状態で時速70キロ程まで加速する事と滑らかな乗り心地のお陰で市街地での走行に関しては実に加速感の無い乗り心地に感じてしまう程です。組み合わされる変速機は6段のトルコン型ATですがこちらの動きもスムーズでアクセルを思い切り踏み込み敢えてキックダウンを起こすような運転をしない限り変速ショックは感じられません。

 ステアリングはクラウンと比べると重めで直進安定性重視のセッティングでクルクルと軽快に廻り込むのではなくどっしりとした直進安定性を感じます、同時にサスペンションの動きもかつての「マークⅡ」のようなフワフワした印象は皆無でコーナリング中であっても常に落ち着いた挙動であるのは長距離を運転する場合には疲労感の少ない良いセッティングなっています。逆に現在の技術からすれば低速で行う車庫入れやガソリンスタンドへの進入のような場面では速度を感知してもっとステアリングを軽くしても良いのではないかと思いますがこの辺りは「マークX」の商品としての位置付けと思えば十分納得できます。

 リアウインドウのきつい傾斜はスポーティーなシルエットを生み出していますが反面トランクルームの開口部が大きく取れないのが残念な所、実際には奥行きは広く洞窟のようなイメージで実質のスペースは十分あるのだけど出し入れは「△」たくさんの荷物を入れる場合には効率良く順番に入れていく必要がありそうです。

 インテリアデザインはダッシュボードとドアトリムのデザインの連続性が無く全く別の車を繋ぎ合わせた感じ、必要以上に大きいのでは?と思わせるセンターコンソールもどちらかと言えば今の時代のデザインには合ってない気がするのですがこれがマークXの一つの世界観なのでしょう。批判も書きましたが車の骨格はクラウンとGS!しかも価格はマークXの方が抜群に安い!グランドツアラー的な要素を持つ上級セダンに憧れる人にとってはこの滑らかで静かなな走行性能が手に入る事を思えば随分お買い得な車と言えるでしょう。

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2012年9月 9日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:トヨタ

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